超低コスト住宅研究会について

「もっと簡単に、シンプルに生きることはできないか?」

「住む場所さえあれば何とかやっていけるのではないか?」と思いつき

よりよく住むための方法、技術などを研究したりしています。

お金をあまりかけずに家や小屋を作ったり、リフォームして楽しんだり

家いじりをしたり。家作りは人生の大きな楽しみの一つだと思います。

当研究会は岩手県遠野市の田舎風景が目の前に広がる場所を拠点に活動しています。

研究はあくまでもゆるやかに、粛々と継続することを目指しています。

【研究会で目指しているもの】

1.住むことのハードルを下げる

生きるだけのための住まいに、そんなにお金はかけたくない。

もちろんこだわりたい点にはお金をかけてもよいが、ベースが高いのは困りもの。

家賃のために働く時間をできるだけ減らすことを狙います。

2.低コストで住むための研究

生活が低コストになることで、生活の選択肢が増えて豊かになります。

何もせずにゴロゴロしていてもよいし、好きなことにとことん打ち込んでも良い。

賃貸がいいのか、田舎がいいのか、自給自足がいいのか等、生活コストを研究します。

3.低コストでDIYする技術

動物は生きるための巣は自分で作ります。人間だって本来はそうだと思います。

最低限生きることができる「巣」を自分で作れることで安心感が高まります。

あくまで最低限の「巣」を作るのであって、上質なものは大工さんにお願いしましょう。

最低限の「巣」を低コストで作る技術(主にDIY)を研究します。

4.革新的な製品(製法?)の開発

研究した技術をもとに、実際に提供できる形にできるようにします。

製品や情報でのアウトプットをしていきます。

本研究会では超低コストな住宅を目指していますが、人件費や加工機械などの設備はタダではありませんので、意外と高いと思う結果となるかもしれません。

十分な価値のあるものを適正な価値で提供します。

5.地元や国内の木材を使えるといい

本研究会では材料は木材を基本的に使っています。日本では各地に木が生えており、それを有効活用することで輸送費を抑えたいところです。

でも外国産材しかない材料も結構あります。国内では需要が少ないのでしょう。

木の消費が増え、林業も活発になり、日本中の森が十分に手入れされる日を夢見ています。

6.技術の共有と発展

私の趣味で始めた活動ですが、色々な方の協力のおかげで活動できています。

住まい方の選択肢が増えるといいなと思っております。

共感して頂ける方と切磋琢磨して、より発展させていきたいと思います。

全国にゆるやかに研究家や提携の生産拠点ができることを楽しみにしています。

(ありがたいことに提携先が徐々に増えています)

本研究会の研究技術(?)や製品はHPやYouTube等で公開していきます。

7.活動に参加したい方へ

活動に賛同、参加したい、自分のエリアでも支部を作りたい、寄付をしたい(道具や金銭)方は問い合わせフォームよりご連絡下さい。

現在はたまにWSをやる程度です。あまり忙しくすると大変ですが、楽しいことはどんどんやっていきましょう。

スキルは大事ですが、やってみたいという熱意がなにより大事だと思うので、特にスキルや経験は問いません。私も社会人になってから始めた趣味のDIYで、こんなことをするとは全く思いませんでした。

【注意】

この活動に参加して目立って一発当ててやろう、という野心がある方には本研究会は地味なので向いていません。きっと研究のスピードが遅いことにイライラすることでしょう。

(そしてセールス関係の連絡も固くお断りします。)

超低コスト住宅研究会 代表 小関直

小関の個人的な事業・活動(オフグリッド設備設計事務所)のHPはこちら